戦国大名の家紋には様々な植物が使われますが、「椿」があまり用いられませんでした。なぜなら、花のポトリと落ちる様が切られた首を連想させるからです。死を連想させるという同じ理由で病人のお見舞いには持っていくべきではない花としても有名ですね。水天宮の神紋となっています。江戸時代に日本で最初に医学的な解剖を行ったことで有名な「山脇東洋」が出た山脇氏の紋としても知られています。

 

参考資料 講談社「家紋と家系辞典」他

 
         

つばきのはな

みつつばき

みつつばき

   

椿の花

三つ椿

三つ椿