算木とは、古代日本に中国より伝来した棒状の計算器具のことである。算盤(さんばん)と呼ばれる補助器具上で、簡単な四則計算は勿論、平方根を求めることもできた。江戸時代初期に中国から伝来した『天元術』を用いることによって、高次方程式の解を求めることができた。西洋数学が普及する明治時代まで、日本では簡単な計算はソロバンを、そして天元術など難しい計算には算木を用いていた。
 使用家は、星合、今村、寒河江、加藤、滝川氏など。
 

参考資料 講談社「家紋と家系辞典」他

 

 

         

丸に一つ算木

丸に二つ算木

丸に算木

算木

石持ち地抜き算木

         

丸に縦算木

丸に
右上筋違い二つ木

丸に縦横算木

丸に十の字算木

組み合わせ枡に
算木

         

丸に木の字

六つ組木

くの字木菱筋違

中輪に
変わり三つ組筋違

三つ組み筋違

         

四つ組み違い木

組み違い木

丹羽違い木

丸に中陰十の算木

変わり組み木
         

       

隅切角にゆり三木