悉皆屋のこだわり

 

帯芯は、帯の用途に合わせ、袋帯用の極薄(約230g)から、染帯などに使われる厚く起毛の多い帯芯(約480g)まであり、定番として12種類扱っています。

通常呉服屋さんは、夏用、冬用を含めて4~5種類の帯芯を使用しています。しかし、帯の表地や裏地の素材に合わせて帯芯を選ぶことによって帯にもやさしく、しめ味もまったく違ってきます。

みなぎでは三河芯で知られる愛知県西尾市の林帯芯工場様より直接仕入れしております

 

用途 銘柄名 備考
袋帯用
№17402
都の帯芯を安く作るために開発されたもの。特徴は双糸(2本合せ)ではなく太い糸(30番手)で荒く織り上げ樹脂加工などで風合を似せています。糸をさらして織り上げず、生地をさらす簡単な仕上げ(起毛加工なし)。

№18802
袋帯用のおすすめ商品です。帯芯の張りと起毛の状態を専門家と協議して開発しました。

№31122
袋帯用の定番商品で梅よりさらに細い糸で腰をしっかりつけるため、横糸の打ち込みの多い商品です。(起毛加工済み)

№31122
袋帯用の帯芯で最高級品で、極細の80番手のインド綿糸を双糸にして織り上げます。あまりに薄いため起毛加工をかけると腰が弱くなるので、ソフト加工を施しています。
特選(袋帯)
№31662
菊の帯芯より細い120番手の糸を双糸にして織り上げています。特注生産品で、袋帯用 帯芯の生産高の2%未満の帯芯です。
名古屋帯用
(すべて起毛加工)

№17602
梅の帯芯を安く作るため開発されたもの。特徴は双糸(2本合せ)ではなく太い糸(20番手)で荒く織り上げ樹脂加工などで風合を似せています。糸をさらして織り上げず、 生地をさらす簡単な仕上げ。普及品で袋帯用にも使われます。

№19302
昔から一番多く使われている安心定番商品でこれを帯芯の基準に紹介されます。40番手の糸を双糸にして織り上げています。

№19402
梅よりやや太い糸で双糸織していますが、横糸が長い繊維の為起毛の状態が多く帯の表となじみが良い帯芯です。

№81082
塩瀬、縮緬などの薄い生地に合う帯芯として使います。梅の帯芯よりしっかりしていて、帯の型がくずれにくいです。<双糸>
染帯用 特選
№31272
500g以上。塩瀬、縮緬などの軟らかい生地には、しっかりした帯を仕立てる為、織り上げた商品です。<双糸>
夏芯 夏芯
№31122
夏用の絽や紗の透けるような帯には、ドビー織の夏芯を使用して頂けると、格子の用に芯が映りより素晴らしい帯に出来上がります。
夏芯黒
№31422
絹芯
№19602
帯芯を綿でなく絹でつくり付加価値をつけたものです。くず繭を細かく裁断して綿にして、薄く溶かし紙をすくようにして作った不織布の商品でポリエステルで固めまてありす。
(平だたみのみ)定番商品です。
黒芯
№17902
厚手・薄手の2種類をご用意しております。
カラー帯芯 20種類以上の色からお選び頂けます。

 

※双糸織とは 糸を2本により合せ1本の糸にした双糸縦糸・横糸に織り上げる技法を言います。