蓮華草文(れんげそうもん)



マメ科の越年草で茎は地をはってよく分枝し、葉は9~11枚の小葉からなる羽状複葉植物です。4、5月ごろ、長い柄の先に紅紫色の蝶形の花を輪状につけます。江戸後期から緑肥にするため水田に栽培されました。仏像の蓮華座を思わせる琴から文様化されたものと思われます。

蓮華草文 ※拡大画像

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。