八つ橋文(やつはしもん)



小川や池などに幅の狭い板を継ないで架けた橋のことをいいますが、愛知県の逢妻川南部では、川の流れが乱れているので8つの橋を架けたことからこの地名となりました。この橋は、「伊勢物語」で有名になり、光琳作の「八橋蒔絵硯箱」などに見られます。各種工芸品や染織品に用いられています。

八つ橋文

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。