水文(みずもん)



銅鐸〈どうたく〉にも流水門が見られるように、水は人間にとって聖なるものとみなされてきました。海・川・池や流水・波・渦など様々な形で古くから文様化されています。また、車に水、筏〈いかだ〉に水、菊に水、千鳥に波など、他の文様と合わせて使う場合も多く、現在にも受け継がれています。白生地の地紋にも使われています。

水文

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。