鳳凰文(ほうおうもん)



古くは中国で尊ばれた想像上の瑞鳥〈ずいちょう〉で、麒麟〈きりん〉・竜・亀と共に、四瑞とされています。鳥の王と位置づけられ、雄を鳳、雌を凰と称し、名君によって天下が泰平になれば現われると伝えられています。現在でも吉祥文として祝儀の衣装に多く用いられています。

鳳凰文

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。