瓢箪文(ひょうたんもん)



瓢箪は瓜科の一年草で、夕顔の変種です。昔からこの実を乾燥させて酒の容器にしたので、瓢箪はお洒落な文様とされています。おもに男性の羽裏や、中年向きのきものや帯に使われます。また、豊臣秀吉が千成瓢箪を馬印にしたことはよく知られています。

瓢箪文 ※拡大画像

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。