忍冬文(にんとうもん)



蔓草のスイカズラに似た植物を文様化したもの。古代ギリシャのパルメット文様が、日本に伝来して忍冬文と呼ばれるようになりました。飛鳥から奈良時代の美術工芸品に多く見られます。忍冬唐草文ともいわれるように、蔓と茎がリズミカルに構成されています。

忍冬文 ※拡大画像

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。