菖蒲文(しょうぶもん)



古くはあやめと呼ばれ、菖蒲の字を当ててから、しょうぶの呼称が生まれました。長寿のまじない、魔除けとして用いられ、今も五月の節句にその慣習が残っています。菖蒲だけを単独で使う場合と、御所解紋様のような、風景の中に流水とともに使う場合があります。

菖蒲文 ※拡大画像

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。