笹蔓文(ささづるもん)



明より伝えられたとされる名物裂の一つ「笹蔓緞子」の文様を模したもの。三百年に一度実をつけるといわれる竹の実と花を蔓の形にした文様で、部分的に変えたものもあります。古典文様の中にも入れられ、きものや帯などによく使われています。

笹蔓文 ※拡大画像

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。