葦文(あしもん)



水辺に自生する葦は薄に似た植物ですが、音が「悪し」に通ずるところから、葦(よし)の別称でも呼ばれてきました。「芦原の中つ国」という日本の古名もあり、古くから親しまれています。水辺風景に葦の葉を、美しい配色で友禅染にすることが多いようです。

葦文 ※拡大画像

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。