葦手文(あしでもん)



色紙などに歌を書く時、水を描き、文字を葦〈あし〉がなびいたように絵画的に書いたものを葦手といいます。後に歌の意味を絵と文字で組み合わせて表わすようになり、葦手絵・歌絵と呼ぶようになります。色紙の他に、蒔絵や衣服の文様としても、広く持ちいられるようになりました。

葦手文 ※拡大画像

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。