宮内間道(くないかんとう)



縞模様の中近東風なところに、唐花の中国風装飾が加えられ、濃媚茶縞と濃紺格子がそれぞれ異なった巾で組み合わされ少し広い間に唐花くずしの文様を織り出してこれが繰り返されている、生地の厚いこと、緯糸の太いこと、紋揚げの複雑なことなど他と異なり、エキゾチックな感覚が特徴である。一名「ふない間道」と呼ばれることもある。

宮内間道 ※拡大画像