大燈金襴 (だいとうきんらん) 【金襴】



大徳寺の開山、大燈国師(宗峰妙超)の袈裟裂と伝えられ、上下に爪をおいた霊芝雲文の裂。大名物「槍の鞘茶入」、「鏡河茶入」などの仕覆に用いられている。鎌倉時代に蘭渓道隆(大覚禅師)が中国宋より招来し、南浦紹明に与え、さらに宗峰妙超(大燈国師)に与えたと伝えられる。

大燈金襴 ※拡大画像