雲山金襴 (うんざんきんらん) 【金襴】



紫地に七曜星に龍紋の金襴で、中国明代の製。逢坂金襴の色変り。大名物「雲山肩衝」、「残月肩衝」。中興名物「米市茶入」の仕覆裂に用いられている。本歌の裂は天明4年(1784)松山城で雷火のため焼失した。

雲山金襴