朝倉間道(あさくらかんとう) 【間道】



福井県に関係した武将の名前が付く裂です。越前・戦国大名朝倉義景(一五三三~七三)所持の大名物「朝倉文琳茶入」(本能寺または三日月文琳ともいう)の仕服に本歌となる裂が用いられている。この裂は遠州の好み裂としてこの茶入に添えられたと伝えられる。 この間道は赤茶地に藍、白交互の横縞と白の竪縞が格子に織り出された部分、白地に赤茶の横縞の部分、赤茶地に白の横縞に部分などからなっている。

朝倉間道 ※拡大画像