麒麟文(きりんもん)



麒麟は現実のキリンとは異なり想像上の動物で、古来、鳳凰、龍、亀とともに霊獣とされ、吉祥文様として用いられました。体は鹿、頭は狼、尾は牛、足は馬、角は一本が古い形ですが、のちに様々な姿に表されるようになり、天皇の袍(ほう)の文様に用いられています。

麒麟文 ※拡大画像

この記事はアシェット婦人画報社2003/10から引用しています。