紋に用いられているのは、古事記に登場する草薙の剣(くさなぎのつるぎ)のような両刃の直刀。三種の神器の一つ。古代から剣は宝器として尊ばれ、また男の魂ともみなされた。紋章では「剣葵」「剣銀杏」「剣片喰」のように組み合わせ型もあり、単独でも用いる。形は山形、車形、打ち違い形など種々ある。
 主な使用家は、清和源氏流の森・彦坂氏。藤原氏流の興津・松波・早川氏など。

 

参考資料 講談社「家紋と家系辞典」他

 

         

違い剣

変わり違い剣

三つ剣

三又剣

変わり三つ剣

         

四つ剣菱

四つ剣

五つ剣

剣車

六つ剣

         

丸に六つ剣

六角に六つ剣

八つ剣菱

八つ剣車

丸に龍剣に一の字

         

       

清浦家剣車