鎌は農業のシンボル。稲刈りに欠かせない道具の鎌。但馬の国には、その年の刈り入れの時期のあとに綺麗に磨いた鎌に供養を備える儀式「鎌祝い」があった。このことから鎌が神格化され諏訪神社の神体として奉られている。鎌紋は農業信仰と武運長久への願いをこめて使われたと思われる。
 使用家は、今福氏、坪内氏、深津氏、森氏など。明治のころ、坪内逍遥や森鴎外もこの紋の流です。
 

参考資料 講談社「家紋と家系辞典」他

 
         

一つ鎌

中輪に違い鎌

入れ違い鎌

三つ鎌

四つ鎌角

         

   

万字鎌

五つ鎌車

六つ鎌車